ご挨拶

当社はCFOのためのソリューションカンパニーです。

日本では「CFO」という役職にまだまだ馴染みが薄く、「財務経理担当取締役」や「管理本部長兼取締役」のことをCFOというのだろう、という位の認識しかない人がほとんどです。

米国でさえCFOが脚光を浴びるようになったのは比較的最近のことです。1993年に米国のフォーチューンという雑誌が、市場型資本主義の時代を象徴する新しいヒーローとして「スーパーCFO」の特集記事を掲載しました。その特集記事を読むと米国の「CFO」がどのようなものであるかよくわかるので、少し紹介したいと思います。


「スーパーCFOが単なる伝統的な「帳簿係」と決定的に異なるのは、その守備範囲が非常に広範な点にある。従来型のCFOはまるで帳簿の記入欄のような狭い世界で豆の数をチェックし、アニュアル・レポートを作成し、誰かが提案した設備投資案件を精査することに終始していた。しかし現代のスーパーCFOは最高級のゼネラル・マネージャーであり、財務戦略やディール・メイキングの専門家であることに加えて、業務全般にわたる該博な知識と鋭い経営戦略のセンスも兼備している。換言すれば、やり手のCFOは単に企業の価値創造のパフォーマンスを測定するだけでなく、価値創造そのものに深くかかわっている。」

(最強CFO列伝 井手正介 日経BP社より)


そんな「スーパーCFO」はまだ日本に存在しません。

しかし、日本は、好むと好まざるとグローバルな市場型資本主義の渦に巻き込まれようとしています。サブプライム後の世界でもその事実に変わりはありません。そしてそんな新しい時代に価値創造の担い手としての「スーパーCFO」の登場が待たれているのです。

「財務経理担当取締役」が「スーパーCFO」に成長するためには多くのことを学ぶ必要があります。自社のビジネス、競争戦略上の強み・弱み 、バリューチェーンを完全に理解した上で、会計、税法、会社法、金商法、ファイナンス、ITといった分野の知識を道具として使いこなせなければなりません。そして何より" 市場"に対する深い洞察が求められるのです。

これは大変なことです。CFOは、答えのない問題と日々格闘していかなければなりません。しかもその闘いは往々にして孤独です。そんなCFOの悩みに具体的な解決策を提案する、それが財務戦略ナカチの仕事です。CFOにとって最も頼りになる参謀でありたい、CFOと共に株主価値創造の一翼を担いたい、それが当社の願いです。

代表取締役社長
吉永 康樹